正義感が争いを生む

福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。


昨日の地位が高くなると
自分が正しいと思ってしまうと
書かせていただきましたが、
正義感が強い人というのも
自分が正しくて、相手が間違っている
という思いが強い人だと言えます。
 
 
人間の遺伝子には
殺したくない、
殺されたくない、
ということが組み込まれています。
そうでないと種が存続できませんからね。
 
では、遺伝子では
人を殺したくないとありながら
なぜ人は人を殺すということが
できるのでしょうか。
 
それは正義の為だったら
人を殺しても良いと思えるのです。
 
死刑が良い例で
凶悪犯罪を犯した人は
死をもって償うべき。
簡単に言うと
あなたは罪を犯しましたので
死んで償ってくださいとなるのです。 
 
映画などを見ていても
悪役の人が最後に殺されるのを見て
スッキリすると思います。
 
正義感が強いと言うことは
善悪の判断が強いということです。
それで悪を許せなくなって
人を裁いてしまうのでしょう。
 
正義感が強くない人は悪いことに対して、
そこまで裁こうとは思わないでしょう。
 
そして、正義感の何が善で何が悪かは
人それぞれで違っている
というのが難しいところです。
 
戦争なんてお互いが信じる
正義=善のための戦いですもんね。
どんなことを信じているのか
何が正しいかなんて、
相手や場所、その時の状況によって
いくらでも変わってきますからね。 
 
僕たちの身近な正義感の例では
女は家事をするべきだと信じていると
家事をしない女を見て責めることでしょう。
男は外で働くのが当たり前と思っていると
働いていない男を見て責めるでしょう。
 
正義感自分は正しい
相手は間違っている
というのが強すぎるのも
いろんな問題を
引き起こしてしまうのでしょうね。
 
正義感で罪を犯した相手を
裁いても良いと思ってしまっていませんか?
 
僕は頑張って仕事などやっていた時は
心の中で仕事をしない相手を裁くことが
多々ありましたが、
力を抜いて生きるようになってからは
裁くことは少なくなってきたと思います。
 
正義感が強いと罪人を作り上げて
勝手に裁くことになるので
弱くしていくのも良いかなと思います。
 
でも、正義感が全然なくなってしまうのも
問題だと思います。
その加減や判断が難しいところですね。
 
ありがとうございました。

 

2016年04月16日|2016年:4月