
福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。
自立を考えるうえで
どれくらい自分の気持ちを
正直に伝えることができるのか?
というのがあると思います。
それは、そのまま
どれくらい嫌なものは嫌だと
言うことができるのか
NOと言えるのかに
つながっていると思います。
悩んでいる人で
NOが言えない人って
案外多いように思います。
NOを言わないと言えないとは全然違います。
NOを言わないというのは
いつでも言おうと思ったら言えるけど
相手のことを思って
あえて言わないと選択している
言わない=愛
になると思います。
NOが言えないというのは
相手に嫌われるかもしれない
拒否されるかもしれない恐怖が
動機となっています。
言えない=恐れ
になります。
NOを言えずにいると
どんどんと自分の力を奪われていきます。
そして、相手はNOを言わせないことで
力を奪っていくことでしょう。
そうなると、王様と奴隷の関係になってしまいます。
だから、NOと言うことが
自立の第一歩になってくるのです。
たいていは自分よりも弱いと思っている人には
NOは言いやすいと思います。
でも、強い人には
NOは言いにくいですよね。
その言いにくいNOをどれくらい
言うことができるのか。
そして、NOと言うことで
王様と奴隷の関係から
対等な立場になってくるのでしょう。
仕事などの場合では
なかなかNOと言えない場面も出てきますが、
NOを言えないでいると
どんどんと嫌な仕事を押し付けられて
つぶれてしまいます。
自分の力を取り戻すためにも
思い切ってNOを言う練習を
してみると人生は変わってきますよ。
関連記事です。
「その支援は、王様と奴隷関係になってませんか??」
http://cocosoyo.jp/posts/blog69.html
「二人が我慢しない方向を話し合う」
http://cocosoyo.jp/posts/blog68.html
ありがとうございました。