損してもいい

福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。


昨日の続きです。
与えたものと同等のものを期待してしまう
ということを書かせていただきました。
それで同等のものが返ってこなかったら
損したことになって
怒りなりいろんな感情が出てくるのでしょうね。
 
そして、与えた以上のものが
返ってきたら得したとなって
喜びが大きくなるのです。
 
僕たちは損したときに
傷つき、悲しみ、怒りがわいてきますよね。
とくに僕みたいな損するのが嫌だった人にとっては
ちょっとでも損するようなことが起こると
たちまち怒って抗議したりしてしまいます。
 
損するというのは
減った、
取られた、
奪われた、
もらえるものがもらえなかった、
など欠乏感からきています。
 
でも、良く考えてみると
損することは、
本当に損なことなのでしょうか?
 
僕が損するということは
相手が得をするということですよね。
 
相手が得をして喜ばすことになることは
まわりまわって、
結局、自分のところに返ってきて
やっぱり得をすることに
つながるのではないのでしょうか。
 
逆に自分ばかり得しようとして
多くもらう行為や
奪う行為をしてばかりいると
相手が損をして
傷つけたり、悲しませたりしてしまう。
それって結局まわりまわって
自分のところに返ってきて
損につながるのではないのでしょうか?
 
短期で見ると損に見えることも
長期だと得をすることになる。
 
損得勘定の面からも
はじめに損をするのは
後で得につながるかもしれないから
悪い行為ではないですね。
 
そう思えたら
与えられたものと同等のものが
返ってこなかっても
腹立つことはなくなります。
だって損しないようにできていますからね。
 
ありがとうございました。

2016年02月19日|2016年:2月