
福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。
昨日は正しい、間違っている判断が
苦しみを生むと書かせていただきました。
http://cocosoyo.jp/posts/blog146.html
それでは、正しい、間違っているという
判断はどうやってできたのか
それは、小さいころの体験が大きいです。
親や学校の先生から
何かをやったら
怒られた
嫌われた
恥かいた
バカにされた
笑われた
などの痛みの体験から
来ていることがほとんどです。
そんな痛みがあるので
もう二度と味わいたくないから
あんな時は~しないでおこう!!
こういう時は~しないといけないのだろう!!
と決意して、
物事を正しい・間違っているという
判断で行動するようになるのです。
親から、良い子にしていないと
怒られた経験があると
良い子にしていないとダメだと
強く信じて
良い子=正しい
悪い子=間違っている
になってしまうのです。
その怒られ体験が強ければ強いほど
正しい・間違っているという信念は
強くなってくると思います。
その判断は自分だけでなくて
相手にも押し付けようとします。
だから、自分や誰かを間違っている
と思った時に
その判断はいつからするようになったのか?
どんな痛みがあったのか?
などと振り返ることが大切です。
そうやって痛みや傷をきちんと
癒すことによって
正しい・間違っているという
判断がなくなってきますからね。
もしすべてのことに判断しないで
自分や相手のことを見ることができたら
罪もなくて、責めることも争うこともなくなるでしょう。
自分も正しいし
相手も正しい
誰も間違っている人なんていない
ただ、考え方の違いがあるだけ!
そんな平和な世界がくると思います。
もし誰かを責めてしまったり
自分を責めて罪悪感にさいなまれたりしたら
奥には痛みがあり
その痛みを癒すと
どんどんと自由になってきます。
ありがとうございました。