口下手な聴き上手カウンセラー

福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。


少し僕のことを書かせていただきます。
僕は小さいころから自己表現が
すごく下手でした。
うまく自分の感情を
言葉に表すことができないのです。
 
それは父親の影響も大きいでしょう。
父も口下手で黙々と働くといった
昔ながらの人間です。
楽しくおしゃべりなんてした記憶がないですね。
 
その血を受け継いで、
僕も兄弟も口で言うよりも
実際に手を動かすことで
自分を表現していたと思います。
 
だから、今でも兄弟では
あまり会話というものが成り立たないですね。
黙り込んでしまいます。
 
そんな僕でも話上手になろうと思って
努力していた時もありますが、
どうしても口がどもってしまうのです。
 
グループの中でうまく笑いを取りながら
会話でも話を盛り上げている人を見ると
羨ましかったです。
 
話し上手になるために
努力しましたが、どうしても
不自然になってしまって、
自分でも無理しているのがわかります。
しまいにつらくなってきました。
 
そこで話すのはあきらめて
聞く技術を磨き始めたのです。
 
いろんな本や実際にいろいろと試しながら
どうやったらうまく聞くことができるのかを
探っていきました。
 
そうやっているうちに
聞くことの効果や奥深さに
目覚めていったのです。
 
聞く仕事と言えばカウンセラーなので
その分野を仕事にしようと思ったのです。
愚痴でも楽しいことでも
聞くことは得意分野になっていましたからね。
 
今でも口下手は治っていません。
たぶん長々と何かを言おうとすると
どもってしまうと思います。
それに自分を表現するのは苦手ですね。
 
だけど、聞くことに関しては
以前と比べると、
数段もアップしていると思います。
普段の会話でも聞くことしかしていませんからね。

でも、聞くことに関してはどこまでいっても
終わりのない道だと思っています。
実際にすごく聞けたなと思うことは稀で
いつも、このタイミングだったらこんな質問ができたな、
もっとこの言葉について深く追及できたら良かったな、
など、改善点が見えてくるばかりです。
 
口下手なことは短所でもあるかもしれませんが、
それがあったから聞き上手になる(目指す)ことができたと思うと
長所でもあるのですね。
 
そんな僕の口下手な聞き上手カウンセリングのお話でした。
 
ありがとうございます。

2016年02月24日|2016年:2月