そこにはどんな背景があるのかを知る

福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。


当たり前かもしれませんが、
今というのは過去の積み重ねで
成り立っているわけです。

でも、僕たちはその人の行動を
表面上だけの行動や言動を見て
判断してしまうところがあると思います。

 
なぜ、その人がこんな行動をとってしまうのか?
こんなふうに人を見てしまうのか?
感情的になってしまうのか?
表面だけ見ていてもわかりませんよね。
 
その人の背景ある歴史を
ひも解いてみることで
理解させられることがあります。
 
 
非常識な人がいて
なんでこんなことをするのだ!!
と表面だけ見ていてはわかりませんが、
背景にあるその人の環境や状況など
見ていくことで理解できることも
でてくるでしょう。
 
電車内で子供がいたずらしても
何も注意しない親がいるとします。
そのまわりにいる人は
なんで子供がこんなにいたずらしているのに
親は注意しないのだと
イライラして見ていることでしょう。
 
そして、注意しようと声をかけたときに
その人から出てきた言葉でみんなが
納得しておさまったと言います。
 
その男性はついさっき
病院で奥さんが亡くなられたばかりで
どうしていいものかわからない状態で
子供のことに気が向かなかった。
子供もどうしていいのかわからずに
感情を抑えられずにいたずらをしていたのです。
 
そんなことがあったという背景を
聞いた後では
なぜその人がそんな行動になったのか
前よりは理解できますよね。
責める気持ちがなくなって
助けたあげたくなるかもしれません。
 
同じように人にはそれぞれ
その人の思考パターンや癖
条件反射などがあり
もしかしたら、自分とは全然違う人もいるでしょう。
自分の常識にないことを見せられるかもしれません。
 
そういう人に対して非常識で
信じられない、腹が立つと
判断する前に
なぜその人がそんな態度をとるようになったのかを
理解しようすることは大切です。

その人がどんなことを経験してきたのか
過去を知っていく必要があるでしょう。
どんな家庭環境だったのか?
学校での生活はどうだったのか?
今までどんな体験をしてきたのか?
など見ていくことで
それならこんなふうになっても
しょうがないねと理解できる部分が
出てくるかもしれません。
 
理解することで
以前とは見方も変わってくることでしょう。
 
その人の背景に何があるのかを
知らないで表面だけの行動を見ていても
勝手におかしいとか判断してしまいがちです。
 
 
自分の過去を知ることで
なぜ自分がこんなふうになっているのかが
分かったり
相手の過去を知ることで
なぜあんなふうに行動するのかが
分かってきたりします。
 
お互いが分かり合えるというのは
その人の背景には何があったのかなどを
深く知ることから始まるのかもしれませんね。
 
簡単に理解したつもりにならないで
深く知っていくことは
大切だと思いました。
 

ありがとうございました。

 

2016年07月22日|2016年:7月