その支援は、王様と奴隷関係になってませんか??

福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。


支援することというのは、
とても難しいことだと思います。
支援する側とされる側とに
分かれた時に
力を奪ってしまいかねないからです。
 
人が10の力を持っているとして
支援する人が+2で地位が高くなり
支援される人が-2で地位が低く
なってしまうのです。
 
 
下手な支援者だと
だんだんと力を奪っていき
支援する比重を増やして(+を増やして)
私がいないとダメな状態(依存状態)に
持って行ってしまうのです。
 
それが極端なところまでいくと
支援する方は王様になり
支援される方が奴隷となっていくのです。
 
一部の宗教占い師なんかが良い例です。
僕は20代のころ宗教を10年くらいやっていたのですけど、
みんなの依存度がものすごく高かったですね。
 
何かあるたびに教会長や支部長に
解いてもらうようになっているようでした。
「あなたは先祖を大切にしていないから
こんなことが起こるのよ」
などと言われていたように思えます。
 
それを聞いている方も
教会長や支部長が言うことだからと
素直に信じて納得するのでした。
宗教だから信じる者は救われるという風に
何でも疑ってかかるのは良くないですけど、
あまりにも自分で考えることをしないで
何でもかんでも教会長や支部長の言うことばかり
聞いていると生きる力を奪われて
自分で歩けなくなってしまいます。
 
そうなると、まさに
王様と奴隷の関係に近くなって
教会長、支部長の権力は大きくなり
会員は言うことを疑わずに聞くだけの人になります。
 
占いでも、はまってしまう人を見ると
あの占い師が言うことだから絶対だと思って
自分で考えようとしない
ただ言うことに従うだけになってしまいます。
 
親と子供の関係でもそういうのはあります。
あまりにも子供にあれこれしてしまう親は
子供の力を奪ってしまっています。
子供は、黙って親の言うことを聞くだけの子
育ってしまいかねません。
 
ひどい状態になると
支援する人は +7
支援される人は -7 で
残りの3では、誰かに寄りかからないと
生きていけなくなってしまいます。
 
支援する側は権力が大きくなるので
気持ちは良いでしょうね。
王様気分でいられますからね。
 
 
上手に支援する人
だんだんと自分の+を減らしていき
(支援を減らしていき)
自立させる方向へと持っていきます。
 
権力という魅力にとらわれないで
支援する側とされる側が
対等な立場になっていくように
持っていくことでしょう。
 
支援するとどうしても
する人は+で地位が高くなり
される人は-で地位が低くなってしまいます。
 
最初は依存状態でも良いかもしれませんが、
徐々に依存度を減らして
ゼロ地点、どちらも対等に持っていくことが
必要になってきます
 
でも、権力はとっても魅力的なので
権力の魅力に取りつかれないように
しないと危険ですね。
 
支援する側は相手の力を奪ってしまっていないか
王様気分で自己満足に陥っていないか
常に考えておく必要があるのでしょうね。
 
ありがとうございました。

 

2016年04月07日|2016年:4月