他人の荷物は背負わない

福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。


最近、幸せになる勇気を読んでいて
気づいたことをシェアしたいと思います。
 
昔の僕は自分のことを認めることが
できなかったので、
誰かに認めてもらいたい
という気持ちが強かったです。
 
認めてもらう方法として
誰かの役に立つこと
必要とされているように
思えることができて
安心するのでした。
 
でも、そんな方法で
認めてもらおうとしていると
依存と共依存の関係になってしまいます。
 
よく見られるのは
世話好きな人
一人では何もできないかわいそうな人とが
相性が良くて
磁石のようにN極とS極と
引っ付きあうというのは
よくあることです。
 
有名な共依存の関係と言えば
アルコール依存症の夫と
それを世話する妻の関係ですね。
アルコールを飲んでダメな夫に
尽くしてしまう妻の関係です。
ダメな夫が妻に依存するのは当然として
妻の方にいくら離れなさいと言っても
あの人は私がいないとダメだからと言って
どんなにひどいことをされていても
離れようとしないのです。
 
お互いが引っ付きあって
精神的に自立できていない状態です。
 
子育てでもよく見られます。
子供に必要以上に面倒を見ることで
子供が何もできない子になってしまい、
余計に親が手をかけて子供の自立を奪ってしまう。
 
僕は世話好きな部類に入っていました。
困っている人を見る
僕の活躍の場所ができて
嬉しくなったものです。
 
誰かの役に立てているときが
自分の自尊心を満たすことができましたからね。
ダメな自分を少し癒すことができたのです。
 
かわいそうな人がいないと
役に立つ場所がないので
ダメな自分が出てきてしまい
不安になってしまったものでした。
 
世話して、相手から感謝されることで
保っていたところがありました。
 
これって依存ですよね。
一人で立って歩いていないです。
相手が解決しなければいけないものにまで
首を突っ込んで解決しようとしています。
すると、相手はますます助けを求めるようになり
その人なしでは生きていけなくなる。
 
助けるほうも自己重要感を味わいたいから
ずっと助けを求められた方が気持ちがいいのです。
 
そんな依存と共依存の関係に
僕の家族もなっていました。
 
それを今、断しているところです。
最初はすごく対抗があります。
 
相手はいつもは助けを求めたら
何でもやってくれていたのに
それがいきなりなくなったものだから
ひどい、傷ついた、冷たい人間だと
責めてくるのです。
 
その抵抗に負けて助けてしまうと
元のかわいそうな人と世話する私とで
依存状態になってしまいます。
 
自立するためには
お互いに痛みが伴います。
そこをくぐらないと
いつまでも自分らしい人生は
歩めないのでしょうね。
 
相手の課題までも自分が解決しようとしない。
そして、自分の課題は
相手に解決してもらおうとしない。
課題の分離ですね。
それが自立だと思います。

関連記事です。
「成長段階は「依存」→「自立」→「相互依存」」
http://cocosoyo.jp/posts/blog82.html

「お母さんからの自立」
http://cocosoyo.jp/posts/blog81.html

ありがとうございました。

2016年03月24日|2016年:3月