損することへの痛み

福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。


僕の中で損得勘定と言うのは
人よりも強かったように思えます。
買い物の場合では
他よりも高い物を買ってしまった時は
もっとよく確認して買えばよかったと
ひどく後悔してしまったりしました。
そんな状態だから何を買うのしても
優柔不断で決めるのが遅かったです。
ちょっとでも損をするのが
嫌だと思っていたからです。
 
 
 
仕事の場合では
僕の仕事量が他の人よりも多いと
途端に楽している人が許せなくなって
心の中で相手を責めてばかりいました。
 
 
 
こんな感じでちょっとでも
損したような出来事が起こると
心がザワザワし始めて
後悔したり怒りが沸いてきたりしていました。
 
 
 
その原因を見つけていくと
僕の中で不公平に扱われて傷ついた思いがあって
その時の痛みを感じないように
損することを避けていたように思えます。
 
 
 
僕の家は4人兄弟の次男と言うことで
そんなに差別されたように思わなかったのですが、
いつも兄のお古だったように思えます。
新しい物を買ってほしかった。
僕のためにきちんとお金(愛情)を使ってほしかった。
何だかとっても兄が優遇されていて
ずっと羨ましいと思っていたのです。
 
 
 
その時の傷が癒されていなくて
損すること=自分を大切にしてもらえない
という考えになっていたのです。
 
 
 
だから、損することが怖かったのです。
自分のことを粗末に扱われそうで、
またあの時の感情がよみがえってくるような感じです。
 
 
 
損したくないということの中にも
自分の癒されていない感情があるのだと知りました。
その傷と癒すことができたら
損することにあまりこだわらなくなってきました。
 
 
 
完全になくなったわけではないですが、
昔と比べて損したくない思いが減ったということです。
そして、できたら
損すること=相手が喜ぶこと
変換できたら損が喜びに変わるような気がします。
 
 
 
自分が得をするということは
誰かが損をするということですもんね。
逆に自分が損した時は
相手が得をするということでしょう。
 
 
 
実際に損したくない強い思っているほど
大損をしているような時って多いですもんね。
すべてを損得で考えていると
大切なものを見失ってしまいますからね。
 
 
 
強い感情が生まれるところには
昔の傷がうずいていて
それを癒すことができたら
苦しみが減るのでしょう。
だから、自分と向き合うことって大切ですね。
 
 
 
ありがとうございました。

2017年07月24日|2017年:7月