一番怖いもの丸を付ける

福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。


昔の職場ですが、
電気工事関連の職場にいました。
そこでは鉄塔を工事・点検の
仕事をしていました。
 
 
 
鉄塔ってわかると思いますが、
家の上に電線を通すための架台です。
40m~80m位の高いものです。
  
 
 
そこに登っての仕事だったのです。
最初は鉄塔の登ってもすごく怖くて
しがみついてばかりしました。
命綱をしているので落ちる心配はないのですが、
命綱が信じられなくて
片手でどこかにつかまっていないと
不安だったです。
 
 
 
そんな片手はどこかつかまった状態で
仕事になるわけもなく
何もできずに役立たずになっていました。
 
 
 
でも、ある日思い切って
一番怖いことに丸を付けてみました。
それは、もう落ちて死んでも良い
と言うことです。
何が怖かったかと言うと
落ちて死んでしまうことだったのです。
 
 
 
でも、もう死んでも良いと許可を出せると
徐々に怖さがとれてきました。
命綱も信じられるようになって
高いところでの作業ができるようになってきたのです。
 
 
 
死にたくない、落ちたくないと
強く思っていた時は
力が入りすぎていて逆に危なかったです。
でも、一番怖かったものに丸をつけられたら
怖くなくなって力が抜けて自然体でいられて
すいすいと作業できるのです。
 
 
 
何か怖がっていることがあって
絶対にそうなりたくないと思っていると
逆に引きずられて怖い現象が起こってしまいます。
 
 
 
人間関係ではきっと
怒られたくない
嫌われたくない
という恐怖があると思います。
 
 
 
それも一番怖い物に丸を付けてみるのです。
怒られても良いし
嫌われても良い
となると、逆にノビノビすることができて
自然体で接することができるから
怒られないし
嫌われないという現象が起こるのです。
たとえ怒られたり、嫌われても
そんなに気にしなくなります。
 
 
 
一番恐れているものに丸を付ける。
勇気を出して思い切ってやってみると
それだけで、人生って大きく変わるように思えます。
 
 
 
 
ありがとうございました。

2017年07月27日|2017年:7月