仲間外れにされる恐怖

福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。


またまたミュージカルでの気づきです。
ミュージカルのような多くの人が集まって
一つの作品を作り上げるというのは
仲間意識が強くなったり
助け合いや思いやりを学べる
とっても素晴らしい機会だと思います。 
 
 
でも、グループ活動をしていると
なじめていない自分がいて
みんながワイワイと盛り上がっている中で
輪に入っていけなくて
さみしい気持ちになったり
仲間外れになってしまうという気持ちで
あせってしまう自分がいます。 
 
 
もともと堅物な僕としては
盛り上がるような面白いことを
言えるわけでもなく
みんながワイワイと盛り上がっている中を
ちょっと離れたところから
見ているということが多いですね。
 
 
それで、これではダメだ!と思って
何とかしようとして
いろんな人に声をかけようとしたり
何か面白いことを言おうと
無理してみたりもしていたのだけど、
そんなことをしても
うまくいくわけもないですね。
 
 
孤独や不安を埋めるため
無理して自分を奮い立たせようとしても
ジョークの一つも言えないような堅物な僕が
みんなを盛り上げるようなことが言えるわけもなく
ボロが出てくるのは見えています。
 
 
それに、本来の自分じゃないものに
懸命になろうとするのは
全身に力が入っていて
とっても疲れることだし、
もともと持っている良さも
無くしてしまいますからね。
 
 
それに懸命に自分をアピールするなるほど
視野が狭くなって周りが見えなくなってしまっていました。
 
 
僕の性格では「人生とは」、「生きるとは」など
固い話をすることが大好きで
常にそんなことばかり考えているので
面白いことや楽しい話は向いていないのです。
 
 
でも、みんなに合わせて
面白い話をしてワイワイとしていないと
仲間外れにされるという恐怖があるから
一緒にいても焦りや不安が
付きまとってしまうのです。
 
 
僕の仲間外れにされる恐怖は
このグループだから出てきたのではなくて
たぶん、どこにいっても出てくるものだと思います。
 
 
何か価値があることをしていないと
楽しいことでみんなを喜ばせたり
役に立つことをしていないと
仲間外れにされてしまうのではないのか?
グループからのけ者にされてしまうのではないか?
こんな不安が出てくるのは
過去にこのようにされた経験があるからです。
 
 
その一番大きいのは
家族の一員として迎えられていないという
負い目のようなものがあるからです。 
 
 

兄弟で一人だけ差別された。
お母さんから何もしていないと
認めてもらえなかった。

そんな体験から
家族として僕はよそ者だという意識があり
僕はきっと捨てられた子で
拾われてここに来たのだ!!
と思っていましたからね。
 
 
たぶん親はそんな風に接していなかったと思いますが
自分の感じたことが自分の世界をつくるので
小さいころの僕は一人だけよそ者だという
感じ方をしてしまったのです。
 
 
だから必死に、この場所にいても良いという
保証を求めていたのだと思います。
 
 
仲間外れになる恐怖は
小さいころの家族の一員にとして
むかえられていなかったという経験から
きているということがわかりました。
 
 
なんかわからないけど苦しい思いをしていましたが、
その原因がわかっただけでも癒されました。
 
 
こうやって古傷に気づかせてもらうために
いろんな出来事があるのですね。 
 
 
ありがとうございました。

2017年02月02日|2017年:2月