ここにいても良いという許可

苦しみ、悲しみ、怒りなどの
こころの痛みを聴かせてください。
あなたのこころに寄り添う  
聴き上手カウンセラー 斉藤恭央です。



僕たちは人とのつながりなしでは
生きていませんよね。
1人で孤独にいることって
とっても苦しいことですからね。
 
 
 
そのつながりですが、
最初に作られるのが
家族とのつながりだと思います。 
 
 
 
家族の一員として
「ここにいても良いよ」という
安全で安心できる場所があると
本来の自分を出せるようになります。
 
 
 
そして、家族とつながって
外の人とつながって
たくさんのつながりが
広がっていくことで
僕たちの心は満たされることでしょう。
 
 
 
でも、悲しいことに
家族の一員として
「ここにいるためにの条件」が
厳しい家族もあります。
  
 
 
僕の家族でも
そういう条件が厳しかったです。
認めてもらえることは少なく
常に親の言うことを
聞かないといけない状態でした。
 
 
 
だから僕の中では家族の一員として
迎え入れられるためには
自分をやりたいことなどを抑えて
親の喜ぶようなことをして
ご機嫌をとっていないと
いけなかったのです。
 
 
 
子供ながらに考えていたのは
僕はもしかしたら
この家の子供ではないのかも
橋の下に捨てられたのを
ひろって育てられた子供なのかも
と思っていました。
 
 
 
それくらい家族の一員として
迎え入れられた感覚がなくて、
いつか捨てられるかもと
心配していました。
 
 
 
だから、厳しい条件をクリアしないと
つながりを持てずに
捨てられるのではないかと
勘違いしていたのです。
 
 
 
その感覚って
外に出ても一緒で
常に「自分なんかが、ここにいても良いのか」
というのが付きまとっていました。
条件があって、それをクリアしないと
すぐに追い出されてしまうのではないか!
捨てられてしまうのではないか!
と不安でいっぱいでした。
 
 
 
だから、相手の顔色を伺いながら
ご機嫌をとるようなことを常にしていました。
一員として認められるように
人よりも何かができることを証明しようとしたり
誰かに勝つことで
必死に「ここにいても良い許可」を
得ようとしているのでした。
 
 
 
でも、つながりを持つのに
本当にそんな厳しい条件が必要なのかと
考えてみると
必ずしもそうじゃない時が多いです。
自分で勝手にハードルを上げて
必死にみんなから許可を得ようとしているけど、
頑張らなくても誰も見捨てないし
もっと世間は優しい時が多いです。
 
 
 
ただ厳しい家族の中で育つと
つながりを持つためには
厳しい条件をクリアしないと
いけないように勘違いをしてしまうのです。
 
 
 
一つ一つ条件をゆるくしていって
それでも大丈夫だと思えたら
そんなに頑張らなくても
みんな見捨てないのだと実感できます。
 
 
 
僕たちにとってつながりは
生きていくうえで欠かせないもので
過去の経験から
つながりを得るために
必要以上に頑張りすぎたり
条件についていけない自分を責めたり
苦しくなったりしてしまいます。
 
 
 
でも、それは家族の中だけであって
外ではもっと優しいですし、
簡単には見捨てられることはないです。
そういうのがわかるだけでも
生きていくのが楽になるように思えました。
 
 
 
 
ありがとうございました。

 

2018年03月30日|2018年:3月