心に届くアドバイス

福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。


よく正論を言う人をテレビとかで見かけます。
ギャンブル依存の人に
ギャンブルなんてお金の無駄だから
やってはいけない。
なんとかして止めるようにしなさい!!
 
 
リストカットしている人に
そんな自分の体を傷つけてどうするの?
リストカットなんて止めなさい。
 
 
ギャンブルなんてしない方が良いし
リストカットなどもやめた方良いでしょう。
 
 
だから、止めなさい!!と
言葉として言うのは正しいことで
間違っていることを
言っているわけではないです。
 
 
でも、不思議とそういう安易に口にする言葉は
とっても軽いのです。
 
 
「~しなさい」
「~してはいけません」
それは誰もがわかっていることでもあります。
 
 
でも、それが止めれないから苦しいのであって
簡単に上から目線でギャンブルなんてやめなさい。
リストカットなんてするものではない!
と言っても何の効果もないどころか
マイナスに作用してしまうことの方が多いでしょう。


自分が正しくて、相手は間違っている
だから私が相手を正してあげないといけない!!
と自分の考えを相手に押し付けようとするのが
上から目線ということなのですけどね。
 
 
そこには相手を理解しようとする
気持ちは全くなくて
どちらかと言うと自分の考えを
理解させようと力が入っている状態です。
  
 
そして、始末が悪いのは
そういう注意をする人は善意でやっていて
相手が自分の言うことを聞こうとしないと
「私の言う通りにしないなんてひどい」
「せっかく言ってあげているのに!!」
「もう好き勝手にやりなさい」
と好意を受け取ってくれないことに対しての
逆ギレを起こすこともあります。
 
 
本人は良いことをしていると思っているかもしれませんが、
実は相手を傷つけているということって良くあります。
 
 
本当の支援とは
どこまでも相手の立場を
理解しようとする姿勢が
大切だと思います。
  
 
なぜギャンブルをやってしまうのか?
やっている時の心境はどうなのか?
どんなことを感じているのか?
いつごろそうなっていったのか?
本人はそのことをどう思っているのか?
など深く理解しようと思ったら
本人にいろいろと聞いていくと思います。
 
 
そして、自分の心にも当てはめて
もし自分が相手の立場だったら
どんな感情が湧いてくるだろうか?
どんな対応をするのか?
相手の立場に近づけるようにします。
 
 
相手と同じ心境にはなれなくても
想像をめぐらせて近づける努力は
できると思います。
 
 
そのような理解する作業をしていくことで
対等な立場になっていくのだと思います。 
 
 
そこから出た言葉と言うのは
相手の心に届きやすいはずです。
 
 
きっと上から目線の理解のない
「~してはいけない」
「~しなければいけない」
などという言葉は出てこないと思います。
 
 
僕も気を付けていないと
安易にアドバイスしてしまって
相手の反感を買ってしまうことが
あるので注意しています。
 
 
ありがとうございました。

2017年03月04日|2017年:3月