感情を感じきると、すねずにいられる

福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。


先日の「怒りを出し切る」
のとよく似ています。
 
 
僕たちは叶えられない感情は
無かったことにして抑え込み
すねてしまうことがあります。
 
 
すねている状態というのは
感情を素直に出せずに
一ひねりしている状態です。 
 
 
好きなのに嫌いと言ったり
やりたいのにやりたくないと言ったり
本音が言えずに、逆のことを言ってしまう。
こんなことをしていると
幸せにはなれないですよね。 
 
 
すねで良いたとえ話があります。
イソップ童話の「すっぱいぶどう」です

 キツネが、たわわに実ったおいしそうなぶどうを見つける。
 食べようとして跳び上がるが、ぶどうはみな高い所にあり、
 届かない。何度跳んでも届かず、キツネは怒りと悔しさで、
 「どうせこんなぶどうは、
 すっぱくてまずいだろう。
 誰が食べてやるものか。」
 と捨て台詞を残して去る。


本当は好きなのに、手が届かないから
嫌いということにしておこう!
という心理です。
 
 
傷つかないために防衛本能なのでしょうが、
感情を感じないように抑え込むほど
「どうせ~だから」とすねが大きくなってしまいます。
本当は好きだったぶどうを
ずっと嫌いでいないといけなくなってしまいます。
 
 
ここでは、キツネは本当はぶどうが食べたかったのに
手が届かなくて腹が立った
悲しかった、悔しかった、
みじめな思いをした
という感情を感じきることが
重要になってきます。
 
 
そうすることで素直に感情を出せるようになり
好きなぶどうを嫌いと思わずにすみます。
 

こんな感じで感情を抑え込んで我慢してしまうと
素直に出せなくなってしまって
すねてしまうことってたくさんあると思います。
 
 
お母さんのことが嫌い
お父さんのことが許せない
という中には
本当は好きなのに!!
認めてくれなかったから、
愛してくれなかったから、
だから、大嫌い!!
となってしまっうか
どうせ私はダメな人間だ!!
と思い込んでしまいます。
 
 
そういう時は
認めくれなくて悲しかった
腹が立った
ムカついた
さみしかった
もっと私のことを褒めて
認めてほしかった、
大切にしてほしかった!
愛してほしかったのに!
など感情を思い切り出して感じきる。
 
 
すると「どうせ~」がなくなり
素直に生きていけるようになってくるでしょう。
 
 
 
カウンセリングでは
小さいころの我慢してしまった感情を
あらためて感じきるということを
重視しています。
 
 
本当はさみしかった
本当は悲しかった
本当はつらかった
など、我慢しているほど
すねがたくさん出てきて
ひねくれた生き方しか
できなくなってしまいますからね。
 
 
感情を感じきること
とっても大切ですね。
 
 
ありがとうございました。

2017年03月20日|2017年:3月