人を見る目がない

福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。



カウンセリングをしていると
ちょっと見ただけで、
この人はこういうタイプの人だと
見抜けるようになるのかと
思われる人がいるようですが、
そんなことは全然ありません。
 

 
逆に僕は相手のことなんて
まったくわかっていないし
人を見抜く能力なんてないと
思ってやっています。

 
 
特別な能力がある方は
名前からとか、
相手を感じただけで
その人がどんな人かを見抜いて
適切なアドバイスを
されているのを見て
すごいなと思うことはあります。

 
 
あなたはこういうところがあるから
こうした方が良いと言えると
有名な細○数子さんの「ズバリ言うわよ」的で
見ていて気持ちが良いですからね。

 
 
でも、カウンセリングのように
お客さん本人が自分と向き合いながら
自ら答えを探していく作業をするのに
相手のことをわかりすぎるというのは
合わない能力だと思っています。

 
 
人はわかっていることに対しては
知ろうという意欲を持てないですからね。

 
 
僕は全く相手のことなんて知らないし
見抜く能力なんてゼロだと思って
限りなく自分の先入観を相手に持つことなく
真っ白な状態で話を聞かせて努力をしています。

 
 
相手のことがまったくわかっていないから
ちょっとしたことでも
なぜこの人はこんなことをするのか?
どんな考えを持っているのか?
などと、わかろうと努力して
いろんな質問をすることができます。

 
 
ああ、この人はこういうタイプだなとか思って
さも相手のことはわかったと思った瞬間に
相手から聞くことを放棄してしまって
自分の中のタイプに当てはめて
勝手に解釈してしまいますからね。

 
 
「自分は相手のことなんて
まったく知らないのだ」という姿勢を
どこまで持ち続けることができるのか?
と言うのが
相手から引き出せる限界を決めるように思えます。

 
 
僕は人を見抜く能力なんてないし
できるだけ、似たような人を当てはめることをしないで
その人を真っ白な状態で見ることができるのか?
いかに相手の心の中にある思いや感情などを
引き出すことができるのか?
気を付けていることです。

 
 
と言いながらも
すぐにわかったと思って
聞くことを放棄したりとか
先入観を持たないで聞くことって
なかなかできないのですけどね。
僕の中でのチャレンジです。



聞くことって奥が深いです。

 
 
ありがとうございました。

2017年04月04日|2017年:4月