「アメとムチ」よりも「アメとアメなし」

福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。


アメリカで伝説的なコーチで
バスケットボールチームで12年間で
10回優勝に導いた人がいました。
 
 
 
その人の指導方法が
「アメとアメなし」という方法だったのです。
 
 
 
普通の「アメとムチ」では
できたら褒めて、
できなかったら叱って反省させる
という方法が一般的です。
時にはミスしたらグランド10周走らす
という関係ない罰を与えたりします。
 
 
 
でも、「アメとアメなし」では
できたときは褒める
できない時は褒めない
どうしたらうまくできるかを
細かいステップに分解・細分化して
指導を繰り返すのです。
 
 
 
この「アメとアメなし」の指導方法にすると
通常よりも10倍ほど上達度が上がるようです。
 
 
 
ムチを使うと次のようなことが考えられます。
①「ムチ」を使うと選手のモチベーションが「失敗しないように」
という意識に行き、ノビノビとプレーできない。

②チーム・スポーツにおいては、チームの雰囲気が悪くなる。
プレーする喜びがなくなる

③選手がコーチのような人になりたいとは思わなくなる。

④選手とコーチの良い人間関係が構築されない。
 
 
 
ちなみに「アメとアメなし」では
①ミスを成長のためのプラスと捉え、
積極的に学ぼうという環境ができる

②選手とコーチの良い人間関係が構築できる
 
③選手がプレーすることの喜びを感じられるようになる

④チームが良くまとまる

⑤選手のパフォーマンスがさらに改善される
 
 
 
ここでの注意点は
少しでも良い行動ができたら、即座に褒めることです。
よく全部できるまで褒めないというのがありますが、
わずかでも改善が見られたら褒めることが大切です。
 
 
 
これって子育てでも、仕事の上司部下の関係でも
言えることではないのでしょうか?
ひどい人だとアメもなしでムチばかり
ということもあるみたいです。
 
 

理想論として書きましたが、 
そんなに簡単にできるものではないと
いうことはわかっています。
 
 
 
心にゆとりがない人ほど
叱る教育になってしまいがちです。
子育てでも、思い通りになることが少なく
常にストレスがかかって
つい子供に当たってしまいますからね。
 
 
 
そんな時は、親が誰かに褒められるなり
認められるなり
親自身が十分に愛情を受ける必要があるのでしょう。
 
 
 
 
「アメとアメなし」は大事!
プロの世界でも叱ることって
あまり効果がないということですね。
 
 
 
ありがとうございました。

2017年10月30日|2017年:10月