言い負かしても望む結果は得られない

福井のカウンセリングルーム
こころのそよ風 代表 斉藤恭央です。


よく親に何か言っても
すぐに言い返されてしまって
ちっとも話を聞いてくれない。
 
 
 
上司に提言しようとするのだけど
逆に自分のできていないところを
責めたてられるばかり。
 
 
 
うまいこと言い負かされて
不満をためてしまうということは
誰にでも経験がありますよね。
 
 
 
でも、自分が相手を言い負かした時は
すがすがしい気持ちになって
勝ち誇るような感じになるのかもしれません。
 
 
 
僕もちょっとしたことを言われて
カチンときて
言い返すことってよくあります。
 
 
 
僕たちは意見が食い違ったときや
相手から否定的なことを言われたり
自分の意見が間違っていると言われると
つい相手に反論して
自分が正しいということを
うったえようとしてしまいます。
 
 
 
自分の言ったことが間違っていて
相手が正しかったと認めることは
負けたような感覚になり
負ける=大切なものを失う
みたいに思ってしまうのです。
 
 
 
大切にしていた威厳や尊厳
自分の地位などが
崩れ去りそうで怖いのかもしれません。
どちらが正しいのか勝敗をつけるという
勝ち負けの世界になってしまうのです。
 
 
 
だから、小さなことでも
ムキになって反論して
言い負かせていないと不安なのです。
 
 
 
でも、言い負かして
自分の意見を無理やり通したところで
望む結果は得られるのでしょうか??
 
 
 
最初の例でもあるように
無理やり相手の意見を否定して
自分の意見を通したところで
相手からしたら
何を言っても反論してばかりで
ちっとも言うことを聞いてくれない
分からず屋という印象を
与えているだけと言うのはよくあります。
 
 
 
こちらとしては
言い負かすことで、
相手に勝つことで得られると思っているが
実は失っているものの方が大きいのです。
 
 
 
討論になって
自分の負けを認めるのは
とっても難しいものですけど、
言い負かして自分が勝ったところで
望む結果は何も得られないのです。
 
 
 
それよりもあえて自分が負けを認めることで
どちらが正しいのかと言う
勝ち負けの世界から下りることができて
相手の意見を受け入れることで
相手もこちらの言うことに
耳を傾けてくれるかもしれません。
 
 
 
討論になったときに
言い負かしても望む結果は得られない。
大切な教訓だと思います。
 
 
 
ありがとうございました。

2017年05月07日|2017年:5月