正義感を振りかざすよりも……

苦しみ、悲しみ、怒りなどの
こころの痛みを聴かせてください。
あなたのこころに寄り添う
 聴き上手カウンセラー 斉藤恭央です。


日本ではよく正義感を振りかざして
他人を責めたりすることって多いと思います。
 
 
 
普通だったらこうして当たり前!
そんなことするのは常識はずれだ!
というような
~してはいけない
~しなければいけない
という禁止事項が多いように思えます。
 
 

とくに昔の人などは
人に迷惑をかけてはいけない
きちんとしていないといけない
というのが強かったように思えます。
それはとっても良いことですが、
あまりにも禁止事項が多くて
制限がたくさんあると
自由にできませんよね。
 
 
 
そして自分が禁止していることを
相手が平気で破っていると
正義感を振りかざして
責めたくなってきます。
 
 
 
自分は懸命に人に迷惑にならないように
気を付けているのに
何であの人たちは自分勝手にふるまうの!!
許せない!!!
となって正義感を押し付けたくなります。
 
 
 
例えば電車の中で化粧をしている人や
お年寄りに席を譲ろうとしない人や
携帯で堂々と電話している人等見ては
今の若い人は常識がない!!と
心の中で責めてしまうことでしょう。

 
 
それって相手は全然苦しくないですが
自分が勝手に自分の中の正義感で
相手を責めて許せない気持ちになり
嫌な思いをしてしまいます。
 
 
 
ある本に書いてあったのですが
日本的な「正義」という言葉って
海外では無いようなのです。
中国でもはあるけど
正義という言葉はないようです。
英語でもジャスティス
公平公正という意味であって
正義というのはちょっと違うみたいです。 
 
 
 
ジャスティスでいうと
どちらが正しいという問題ではなくて
あなたの方が多く取りすぎている
不平等だから正さないといけない
というようにバランスをとるような感じです。
だから天秤を持っている姿が
イメージできますよね。
だから裁判で話し合って
ちょうど良いバランスをとるようにしているのです。
自由である権利と他者への責任のバランスだと思います。
 
 
 
でも正義というのは
絶対的な正しさがあって
それを破るのは罪だという考えです。
バランスをとるために話し合うこともしないで
あなたは禁止されていることを
破ってしまったので罪を
償わなければいけない。
正義と悪が存在してしまうのです。
 
 
 
そんな絶対的な正義なんて
この世には無いですよね。
ジャスティスのように
自分と他者とのバランスの中で
どう釣り合いをとっていくのかが
大切なはずですよね。
 
 
 
それを正義感で頭ごなしに
責めてばかりいると
自分がつらいだけです。
 
 
 
あれが正しい、
これは間違っているという
正義感を持つよりも
私はここまでやるので
あなたはあそこまでやってほしいという
バランスを話し合いできめて
お互いが納得できる線を決めて
公正公平にしていった方が平和でしょう。



自分勝手な正義感で相手を責めて
自分も相手も嫌な気持ちにしかならないですからね。
 
 
 
ありがとうございました。

2017年11月24日|2017年:11月